バンド練習の時に、忘れものした!という経験は誰にでもあることです。
でも、練習の時と違って本番で忘れてしまうと最悪ですよね。
ギタリストがライブするときに忘れないようにしたいモノをまとめましたので、参考にしてください!
忘れてはシャレにならないギタリストの標準装備から、あると便利なモノまで網羅。
初めてのライブでギタリストに必要なモノは?
ギタリストが持っておきたい標準装備
ギター
ギタリストはこれが無いと仕事になりませんよね?
忘れることは絶対ないですが、基本に忠実に!
ライブでは、どんなギターが良い?
普段練習で使っているギターが良いでしょう。
初めてのうちは、慣れていないギターだと暗いステージの上で実力を発揮できません。
例えば、ギブソンのレスポールで慣れているのに、ライブではフェンダーのストラトキャスターに変更すると、スケールの長さが異なるので違和感が生まれます。
慣れていないため、ギターばかり見てしまいます。
せっかくのライブは、来てくれた観客を見るのも醍醐味です。
ミスしないように弾くのは大事ですが、観る人は弾く姿をよく見ています。
固まって弾いていると、観客も緊張します(笑)
ギターと言っても、アコースティックギターやエレクトリックギターなど弾く曲のジャンルに合わせたギターを選びましょう!
ピックは何枚も持っておくことが重要!
ギターを弾くにあたって指弾きのみの人であったり、ピックで弾く人もいます。
特にピックで弾く人は、かなり重要です。
1枚、2枚程度では良くありません。
万が一、滑って落としてしまった場合は、ステージ上でオロオロと探すハメになります。
最低でも5枚はピックを持っておきたいところです。
プロでも10枚以上は常備しています。
1枚100円程で購入できるので、なるべく持っておきましょう。
ピックはまとめて買っておいたほうが断然お得です。



だんだん慣れてきたら、ライブ終わりにピックを観客に投げるというファンサービスも可能です。
エレキギターやエレアコ使用者は必須!シールドケーブル
ライブステージ上のアンプとギターを繋げるために必須です。
忘れたら、貸してくれるライブハウスは多いですが、基本的に持ち込みです。
こだわりのシールドケーブルでオリジナルサウンドを響かせましょう!
エフェクター
曲のジャンルによってエフェクターの必要な場合があります。
クリーン系のサウンドから、歪み系のサウンドに切り替える時、アンプ備え付けのフットスイッチがあれば借りましょう。
持ち込みでエフェクターを用意して、オリジナルサウンドを作り出すのもアリです。
練習の時に、きちんと切り替えができるかどうかや、動作確認は必須です。
エフェクターは9V電池やACアダプターで駆動するため、電源をどれにするか?しっかり検討しておきましょう!
電池駆動の場合は、予備の電池を持っておくことをオススメしています。


ストラップ
ライブは立って弾く場合がほとんどですよね?
座って弾く場合にも必要ですが、ストラップは大切です。
ギターを適度な位置で支えて、演奏を安定させることができます。
好きな柄を選んでみるのも、人と被らないセンスが生まれます。



セットリスト
ライブステージ上で何曲するかによりますが、曲数が多い場合は記憶しておくのも大変ですよね。
紙にマジックで大きめに書いて、モニターアンプの近くや足元付近の見やすい場所に貼っておきましょう。
次の曲なんだっけ?と焦ることもなく、楽曲の演奏に集中できます。
アコースティックギターは事前にマイクを用意してもらおう!
アコギは生音のみなので、音響スタッフに集音マイクを用意してもらいましょう。
歌も一緒に歌う場合は、マイクスタンド位置の兼ね合いが重要になってきます。
どこで立って歌うか決めて、集音マイクの位置調整も入念に行っておきましょう。
換えの弦
整ったライブハウスでは、弦が切れた時、その場で購入して張り替えることもできます。
しかし、必ずしも自分が慣れていた弦ではありません。
もしくは、売っていない可能性もあります。
万が一、切れた時に備えて、換えの弦を最低1セットは持っておきましょう。
3セットあれば十分です。


チューナー
忘れやすい機材といえば、チューナー。
足元にエフェクターとしてチューナーを用意していたら申し分ありませんが、振動を拾うタイプのチューナーなどの小物はあるかどうか確認しておきましょう。

できるだけ、暗い場所での視認性も考慮して、画面を明るくするライト機能がついたチューナーが便利です。
また、振動タイプですと他楽器の振動も拾うので、できればプラグに刺すタイプのチューナーかエフェクタータイプのチューナーがオススメです。


カポタスト
変調の多い曲や、カバー曲を歌いやすくするためのオクターブ調整に使います。
カポタストを普段使っている人は、忘れずに用意しておきましょう。

ギグバッグかハードケースを用意しておこう!
ライブハウスでは、多くの人が出入りします。
ギターの入れ違いや、誤って踏んで故障してしまったりとトラブルも起きやすいところといえます。
ギグバッグやハードケースだと、ある程度頑丈にできているので、倒れた時や踏まれたり蹴られたりした時でも安心です。
自分のものとわかるように、目印のシールやストラップをつけておくのも良いでしょう。
ギターを購入すると申し訳程度のソフトケースが付属していますよね?
あまりにも不甲斐ないので、できるだけ頑丈なケースがオススメです。
注意!持っているギターの形に合わせましょう!


カッコよくライブを成功させる秘訣
楽譜を見ない
ロックバンドで楽譜を見ながら弾いている人はいますか?
まず、いません(笑)
曲は覚えて、楽譜無しで弾ける様になりましょう!
目線に気を配る
初めてのライブだと難しいかもしれませんが、できるだけバンドメンバーとの目配せや、観客への視線を向けることで盛り上がりにも繋がります。
なるべく、ギターの指板を見ない様に練習して、目配りして見ましょう。
音量を上げすぎない
ギタリストやバンドマンにありがちなのが、自分の音量を上げまくることです。
他の音が消えるほどの音量を出すのは良くないです。
今後、一度きりのバンドになるかもしれませんよ。
ライブハウスには、プロの音響スタッフがいるので本番前のリハーサルでしっかりと音合わせやセッティングについてコミュニケーションを取っておくことが大事です。
逆に、自分の音が聞えないのも問題
ステージ上には、観客席側へのアンプと、バンドや自分自身の音が聞こえるようにモニターアンプが備わっています。
実際に、全体で曲合わせを行った際に、自分の音が適度に聞こえる様にしましょう!
遠慮なく、「もっと返しを上げてください!」と言ってみましょう。
かっこいいファッション
楽曲のイメージに合わせた服装を行うことで、雰囲気も増します。
盛り上がりの要にもなるファッションは、バンドメンバーで話し合い選びましょう。
あると便利なもの!

ライブは緊張するものです。
何回も繰り返してライブすることで、ステージ慣れします。
失敗も次に活かすためのスパイスと言っても良いでしょう。
なるべく、失敗が無いように事前準備をしっかり行いましょう。
一度味わったら、病みつきになるライブを楽しんでみてください!
ライブが成功する様に応援します!
コメント